NEXTA教員による出雲高校2年理数科のみなさんの体験学習会

公開日 2021年10月15日

 10月4日(月)、次世代たたら協創センター(NEXTA)に出雲高校の理数科2年生39名の皆さまが来訪され、NEXTA教員による体験学習会に参加しました。
「第1回 SSmini パワーアップセミナー」と題された今回の取り組みは、出雲高校理数科の特色ある教育活動の一環として行われているもので、近隣の大学あるいは研究機関での講義や体験を通して地域産業について学び、自然科学および工学分野への興味・関心換気するとともに科学的な考え方や技能を高めるためのものです。この取り組みにより課題研究について新たな視点の獲得と、研究内容の深化が目的とされています。
 はじめにNEXTAの概要説明、ラボツアーがあり、その後「材料の変形と破壊」、「焼結を体験してみよう」、「ジェットエンジンの仕組みを理解しよう」、「チタンに色をつけてみよう」、「材料を壊してみよう」、「アモルファス金属を加工してみよう」、「磁石をつくろう」のテーマ毎7グループに分かれて体験学習が行われました。
 参加した生徒達ははじめて見る機器や、はじめて触る金属材料に戸惑いながらも、所々歓声があがるなど、熱心に参加し楽しんでいる様子が見られました。ジェットエンジンのグループでは、グラウンドで実際にエンジンを起動させる様子を生徒たちは耳栓を使用して体験しました。小さなエンジンから爆音が出る様子に驚いた様子が見られました。
 最後に「アモルファス金属を加工しよう」に参加した生徒からは「非常に貴重な機会を与えて頂いた。今回初めてアモルファス金属のことを知って、金属材料の可能性を感じた」との感想が聞かれました。
今後も、NEXTAでは随時見学会や体験学習会をおこなっていきます。お気軽にお問い合わせください。
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