島根から世界へ挑む!

2018年11月、島根県の産官学金を挙げて地方創生を推進するビッグプロジェクト「先端金属素材グローバル拠点の創出~Next Generation TATARA Project~」がスタートしました。 次世代たたら協創センター(Next generation TATARA co-creation centre; NEXTA)は、本プロジェクトにおける研究開発と人材育成の中心的な役割を担う施設として、島根大学に設置されました。地域の力を結集し、さらに、国内外の研究機関と連携を密にしながら『先端金属素材の聖地・島根』の創出を目指します。

金属素材のグローバル拠点創出へ

 「たたら製鉄」は日本で独自に発展した砂鉄と木炭から鋼を作る技術です。1000 年以上の伝統を持ち、日本刀の原料である良質の「玉鋼」を生み出してきました。島根県は「たたら製鉄」が盛んに行われた地域であり、 現在でも、安来地区を中心に金属材料の製造が盛んに行われています。
NEXTAはこの島根の地に歴史と現代の息吹が共存する「次世代たたら文化」を創造することを究極の目標として、 島根県内企業および国内外の研究機関と協同し「航空機用超耐熱合金」や「モーター用アモルファス合金」などの金属系新素材の研究開発を行います。 「たたら製鉄」は、かつて自然との共存を実現していました。NEXTAも人々の生活の利便性・安全を追究しながらも、自然と共存し、環境に親和する技術・製品の開発を目指します。 さらに、研究開発に加え、学生が金属材料に関する理論と実践の両方を学べる環境を構築し、世界トップレベルの研究を通じて先端素材のエキスパートとなる人材の育成を目指します。