アモルファス合金とは(モーター産業プロジェクト-1-)

公開日 2022年12月23日

NEXTAフレンズ

 今回、アロイ先生は学生さんたちにアルミ箔のようなシート状のアモルファス合金を紹介しています。
 みなさんはアモルファス合金について聞いたことがあるでしょうか?NEXTAの実験体験やラボツアーに来たことのある中高生の方は、見たり触ったりしたことがあるかもしれません。(太田先生によるアモルファスの説明と実験についてはこちらをご覧ください)
 NEXTAのモーター産業プロジェクトでは、このアモルファス合金を用いたモーターコアの量産化拠点を目指し、日々研究が進められています。
 アモルファス合金は他の多くの金属と異なり、結晶構造を持たない金属です。このことが優れた「軟磁性」をもたらします。軟磁性を持つ金属とは、磁石にくっつくけど、磁石による磁界がなくなるとすぐに磁気がなくなって元の状態に戻る素材のことです。アモルファスは磁界の変化に大変柔軟に対応できる素材なのです。
 磁界に対する応答が早いこと、磁界の変化によく追従するという性質を持つアモルファス合金がモーターコアの素材に適していることは広く知られており、研究目的の開発は多く行われてきましたが、広く実用化される状況には至っていません。
 アモルファス合金はモーター産業界の未来を変えるかもしれない素晴らしい素材なのですが、その一方で、非常に硬くて通常の手法では加工が難しく、量産化に向けての課題を抱えています。


次回へ続く
 


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