島根と金属 

公開日 2022年07月01日

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島根と金属のつながりとは?
 次世代たたら協創センター(NEXTA)は、先端金属素材の研究・開発に特化した研究施設です。今回、アロイ先生はどうしてNEXTAがここ島根県に誕生したのか説明してくれています。
実は、島根は古代から金属と深いつながりがありました。出雲市斐川町から大量の銅剣や銅鐸が見つかったり、世界遺産に登録された大田市の石見銀山からはかつて大量の銀が採掘されていました。
 NEXTAの名称の由来にもなっている「たたら製鉄」は、島根県で発展した日本独自の製鉄法で、日本刀の原料となる「玉鋼(たまはがね)」を製造できる唯一の製鉄法です。
こうした金属にまつわる伝統や文化が古代から島根の地で発展したことで、現在も安来地区を中心に特殊鋼材料の生産や加工が盛んに行われています。NEXTAでは、それらの企業とも連携しながら、最先端の金属材料の研究が進められています。
 NEXTAは古代から金属分野のトップを走ってきた島根で、未来の金属材料研究の中心を目指すべく誕生しました。 

●島根と金属のつながりについて詳しくは「金属」って面白い!
●たたら製鉄について詳しくはたたら製鉄①たたら製鉄②へ(アロイ先生によるコラム)

 

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