2023年10月23日（月）、松江テルサ・ドームシアターにおいて、プラズマ材料工学研究会との共催で、第１３回ＮＥＸＴＡフォーラムを開催しました。
　今回の研究会では、最新のプラズマ技術と関連応用に関する講演を通じてプラズマスプレーの知と技術を結集し、カーボンニュートラルに貢献するプラズマ材料科学および関連産業の今後の方向性を議論する機会となり、県内外の企業や大学関係者、学生など80名近くの参加がありました。
　次世代たたら協創センターからは、荒河副センター長と新城教授が招待講演を行いました。

・荒河　一渡　「先端ナノ材料分析技術」
・新城　淳史　「積層造形シミュレーション」

　研究会終了後、参加者のうち希望者がプラズマスプレー装置・実演見学に参加しました。見学は島根県産業技術センターと、この度新工場を建設された竹内電機株式会社で行われ、それぞれの施設で高周波熱プラズマ技術を用いた粉末製造装置等の説明を受けました。
　本学から参加した学生からは、「研究会のテーマである熱プラズマスプレーについて、今まで全く触れたことのない分野だったが、全国からトップレベルの研究をされている先生の講演を聞ける貴重な機会となった。」「熱プラズマスプレーによって得られるナノ粒子の応用先として、全固体LiBなどがあることを知ることができ身近にこの技術が使われていることに驚いた。加えて、島根県産業技術センターや竹内電機様の設備を見ることができ、とても新鮮な体験ができた。 」「大学で行われるような研究のみならず、島根県産業技術センターや地域企業によるプラズマの利用・設備投資などの一端へ実際に触れることによって、科学技術と社会とのつながりをより身近に実感するとともに自らの視野を広げることができた。」などの感想が寄せられました。

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