2023年8月2日(水)、「第10回しまね先端金属素材拠点創出推進事業プロジェクト会議（B会議）」が島根大学で開催されました。この会議は、地方大学・地域産業創生交付金事業「先端金属素材グローバル拠点の創出－Next Generation TATARA Project－」において、連携する高等教育機関、産業界及び自治体等が一体となってイノベーション創出及び地域産業創生事業に取り組むための協議の場として、年に2回開催されています。昨年12月に開催された前回と同様、島根大学を主会場に、国内外の関係機関等をオンラインで接続して行われました。また、オックスフォード大学教授で次世代たたら協創センターのセンター長であるRoger Reed教授は、ケンブリッジ大学教授のCatherine Rae客員教授と共に来日し、対面で参加しました。
  会議では、航空機産業・モータ産業・人材育成の各プロジェクトリーダーが進捗や成果を発表し、NEXTAのこれからの展開などについても議論されました。参加した委員などからは、進捗に対する喜びと期待の声などがありました。また、本年度より新設された材料エネルギー学部と連携した専門人材育成や本プロジェクトの発展と地元産業界へのさらなる貢献への希望などについて活発な議論が行われました。
　終わりにRoger Reed教授から「素晴らしいチームワークを誇りに思う。しかし、ここで立ち止まってはいけない。「改善」の精神を持って進んでいかなければならない。これからもNEXTAのセンター長として継続して努力し、全力で前に進めていく。」との力強い言葉がありました。
　次回のプロジェクト会議は2023年12月に開催される予定です。

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次世代たたら協創センター