2023年6月14日から7月12日までの毎週水曜日、状態図と合金設計について学ぶ授業「Phase diagrams and alloy design」が行われました。
　この授業は、「材料開発の地図」とも言われる状態図の理解と計算状態図の利用およびこれらの知識を用いた材料設計知識の習得を目的とし開催されている授業です。近年の材料開発において重要性が指摘されている計算状態図を学ぶため、学生は事前にオンデマンドで教材を視聴し、NEXTA棟での対面及びオンライン授業に参加しました。
　オンラインの演習では、オックスフォード大学のグラハム・マッカートニー教授への質問時間が設けられ、学生たちは英語で質問のやりとりをする様子も見られました。
　参加した学生は「英語で進められるのでついていくのに必死でした。質問に答えていただけて貴重な経験になりました。」と感想があり、マッカートニー教授からは「今回、みなさんが私の講座で学んだ状態図は学術的にも商業的にも非常に価値があります。興味深いキャリアの第一歩であるということがお分かり頂けたなら幸いです。英語で質問してくださったみなさん、ありがとうございました。」とメッセージが送られました。
　9月には、次世代たたら協創センター長ロジャー・リード教授（オックスフォード大学）の講義が予定されています。

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