公開日 2023年02月02日
2022年12月5日~12月9日の5日間にわたり「高校生のための金属工学実験2022」を実施しました。この授業は、「先端金属素材グローバル拠点の創出-Next Generation TATARA Project-」における人材育成プロジェクトの取り組みの一環として行われ、今回の実習には松江市内の高校から合計18名の生徒が参加しました。
期間中の毎日夕方5時から6時半の間、島根大学内で行われた実習には、『金属の強さ』『粉末から光るセラミックスをつくろう』『ジェットエンジンの作動と材料を知ろう』『磁石を作ろう』という4つのテーマが用意され、生徒たちはテーマごとのグループに分かれて学習しました。
初日の講義からスタートし、実験・まとめ作成・発表というタイトなスケジュールの5日間ではありましたが、高校の授業とは雰囲気の異なる実験やグループ学習に、生徒たちは目を輝かせて取り組みました。最終日のポスター発表に向けて、日々グループ内で話し合いながら積極的に活動する姿が見られました。発表当日には、本学の学生や教員も多く参加し、質疑応答の際には活発な議論が行われました。
実習終了後、参加した高校生からは、「化学式など授業で習ってはいたが、実際に作ってみることは初めてで興味が深まった。」「難しい内容だったが、グループ内で話しながら理解していくことが楽しく、まだまだ研究したいと思うほどだった。貴重な体験になった。」「今回の経験を通して、理系に進みたい気持ちが大きくなった。これからもいろいろなことにチャレンジしていきたい。」などの感想が聞かれました。
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