11月14日(月)、隠岐島前高校２年生２３名の皆様に研修旅行の一環としてご来訪頂き、次世代たたら協創センター(NEXTA)教員による体験学習会が行われました。
　はじめにNEXTAの概要説明があり、その後班ごとに分かれて館内をラボツアーで巡った後、「材料の変形と破壊～金属材料の基本～」「ジェットエンジンの仕組みと材料を理解しよう」「アモルファス金属を加工してみよう」「磁石をつくろう」の４つのテーマ毎に分かれ、それぞれ体験学習が行われました。
　「材料の変形と破壊～金属材料の基本～」のグループでは、針金に重りをつけたりドライヤーで加熱したりして金属の伸び具合を測ることで、身近で起こる変形や破壊という現象を実験していました。「アモルファス金属を加工してみよう」のグループでは、アモルファス金属に実際に触ったり、自分達で導線を巻いたアモルファス金属にどれだけのアモルファス箔を引き付けられるかの実験などを体験し、白熱した様子が見られました。「磁石をつくろう」グループでは、材料の計量から体験することができ、生徒たちは積極的に参加していました。「ジェットエンジンの仕組みを理解しよう」のグループでは、座学で説明を受けた後グラウンドに移動し、本学学生らが実際にエンジンを起動させる様子を間近で見学しました。先生から突然出されるクイズにも考えながら答える様子が見られました。
　今回の体験学習を通して、参加した多くの生徒たちがNEXTA教員に質問したり、積極的に楽しみながら参加している姿が見られました。
　参加した生徒からは「普段なかなか体験できないことだし、実験がすごく楽しかった。」などの感想が聞かれました。

お問い合わせ
次世代たたら協創センター