9月5日（月）～9月9日（金）の5日間、耐熱材料について英語で学ぶ集中講義『Introduction to high-temperature materials』が行われました。この講義は、人材育成プロジェクトの一環として開講されたもので、耐熱材料についての知識を深めると同時に、材料工学に関する専門英語の基礎的な読解力・記述力を身につけ、国際的な場での情報発信ができる人材の育成を目指しています。
   今回の講義は次世代たたら協創センター（NEXTA）センター長のロジャー・リード教授（オックスフォード大学）をはじめ、グラハム・マッカートニー教授（オックスフォード大学）などの耐熱金属材料を専門とする教授陣が島根大学の学生のために収録したビデオ講義と、Zoomを利用し日本と英国をオンラインでつないだ質疑応答や演習を組み合わせて実施されました。
　講義最終日の9月9日に行われた質疑応答では、総合理工学部の学生および自然科学研究科、総合理工学研究科の大学院生などが参加し、講義内容についての質問の機会も設けられました。
　マッカートニー教授からは「今回もみなさんの顔を見ながら講義ができてよかったです。参加した学生たちは多くのことを学ぶ機会となったと思います。学生、島根大学の先生みなさんに感謝します。」とメッセージが送られ、学生からは「高度な内容で大変でしたが、直接授業を受けることができよかったです。英語を学ぶモチベーションにもつながりました。」と感想がありました。毎年参加している学生からは、「続けて参加してきて昨年より理解度が上がったように感じました。」との感想が寄せらせました。

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