公開日 2022年08月01日
2022年6月1日から7月13日までの毎週水曜日、状態図と合金設計について学ぶ授業「Phase diagrams and alloy design」が行われました。
この授業は、「材料開発の地図」とも言われる状態図の作成および設計知識の習得を目的とし、昨年度から開催されている授業です。近年の材料開発において重要性が指摘されている計算状態図を学ぶため、学生は事前にオンデマンドで教材を視聴し、NEXTA棟での対面及びオンライン授業に参加しました。
オンラインの演習では、オックスフォード大学のグラハム・マッカートニー教授への質問時間が設けられ、学生たちは英語で質問のやりとりをする様子も見られました。
参加した学生は「授業は相当ハイレベルで難しかった。授業の内容を理解すると同時に、英語ももっと勉強しなければ、というモチベーションアップのきっかけになった」「日本にいながらオックスフォード大学の講義が受けられることは光栄」と感想があり、マッカートニー教授からは「今年も学生たちと話すことができ、本当に楽しかった。このコースは専門的な内容であることに加え、英語で進められることから、皆さんにとっては挑戦であったと思うが、このコースに参加し、マイクを持って質問してくれた皆さんの頑張りを称えたい」とメッセージが送られました。
9月には、次世代たたら協創センター長ロジャー・リード教授(オックスフォード大学)の講義が予定されています。
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