公開日 2022年01月17日
2021年12月13日~12月17日の5日間にわたり「高校生のための金属工学実験2021」を実施しました。この授業は、「先端金属素材グローバル拠点の創出-Next Generation TATARA Project-」における人材育成プロジェクトの取り組みの一環として行われ、今回の実習には松江市内の高校から合計17名の生徒が参加しました。期間中の毎日夕方5時から6時半の間、島根大学内で行われた実習には、『金属の強さ』『銅-亜鉛合金の作製とその評価』『ジェットエンジンの作動と材料を知ろう』『磁石を作ろう』という4つのテーマが用意され、生徒たちはテーマごとのグループに分かれて学習しました。
初日の講義からスタートし、実験・まとめ作成・発表というタイトなスケジュールの5日間ではありましたが、高校の授業とは雰囲気の異なる実験やグループ学習に、生徒たちは目を輝かせて取り組みました。実習終了後、参加した高校生からは、「実験やポスター作成をして、改めてコミュニケーション力の大切さやプレゼン力を磨くことの価値に気づくことができ、これからの行動について考えさせられた良い機会となった」「学習しているけど使い道がよく分からない数学や物理がよりリアルに身近に感じることができて楽しかった」などの感想が聞かれました。
NEXTAでは、今後も人材育成のための取組みを引き続きおこなっていきます。
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