「第7回しまね先端金属素材拠点創出推進事業プロジェクト会議」が開催されました

公開日 2022年01月11日

 

 2021年12月22日、「第7回しまね先端金属素材拠点創出推進事業プロジェクト会議(B会議)」が開催されました。この会議は、地方大学・地域産業創生交付金事業「先端金属素材グローバル拠点の創出-Next Generation TATARA Project-」において、連携する高等教育機関、産業界及び自治体等が一体となってイノベーション創出及び地域産業創生事業に取り組むための協議の場として、年に2回開催されています。昨年7月に開催された前回と同様、島根大学を主会場に、次世代たたら協創センター(NEXTA)のロジャー・リードセンター長らオックスフォード大学の教授陣、内閣府など、関係機関をオンラインで接続して行われました。
  会議冒頭、毛利事業責任者より「いよいよ来年度が最終年。成果の達成を見据えることが必要。さらにその先の自走を見据えた準備が必要で、重要な時間。いろいろ新たな変化の中でやるべきことが見えてきた。やらなければいけない事も含め、色々まとまってきたところではないか。一旦まとめと共に最終年、その後の自走に向けた活発な議論ができることを期待している。」と開会挨拶を述べられました。
  会議では、航空機・モーター・人材育成の各プロジェクトリーダーが進捗や次年度計画を発表し、成果の報告やNEXTAのこれからの展開などについても議論されました。参加した委員などからは、NEXTA棟を利用した地元中高生への働きかけの活動などに対しさらなる期待の声や今後のプロジェクトの発展のため連携をよびかける声が聞かれました。
会議の終わりにはリードセンター長より「現在世界ではグローバルな貢献をするためには必ずしも大都市に住む必要はなくなった。ローカルで働いてグローバルに貢献する、それができる時代になった。これこそがNEXTAやこのプロジェクトが持っているビジョンであり、それに現実が追い付いてきている。コロナ禍にあり、それがひどいことであることは間違いないが同時に様々な機会がもたらされた。私はこのプロジェクトの将来は明るいと考えている」とのコメントが寄せられました。
 次回のプロジェクト会議は2022年7月に開催される予定です。
7th B_meeting

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