公開日 2021年09月24日
9月6日(月)~9月10日(金)の5日間、耐熱材料について英語で学ぶ集中講義『Introduction to high-temperature materials』が行われました。この講義は、人材育成プロジェクトの一環として昨年度開講されたもので、耐熱材料についての知識を深めると同時に、材料工学に関する専門英語の基礎的な読解力・記述力を身につけ、国際的な場での情報発信ができる人材の育成を目指しています。
今回の講義は次世代たたら協創センター(NEXTA)センター長のロジャー・リード教授(オックスフォード大学)をはじめ、グラハム・マッカートニー教授(オックスフォード大学)、チナパット・パンウィサワス准教授(レスター大学)ら耐熱金属材料を専門とする教授陣が島根大学の学生のために収録したビデオ講義と、Zoomを利用し日本と英国をオンラインでつないだ質疑応答や演習を組み合わせて実施されました。
講義最終日の9月10日に行われた質疑応答では、総合理工学部の学生および自然科学研究科、総合理工学研究科の大学院生17名が参加し、講義内容についての様々な質問をしました。講義は超耐熱合金を主なテーマとした高度な内容でしたが、マッカートニー教授からは「参加してくれた学生には、1週間とても熱心に取り組んで頂いた。将来、金属関連分野で活躍する人材となってほしいと願っている。」とメッセージが送られ、学生からは「英語でかつ内容も高度だったため、ついていくのは大変だった。一方で、イギリスの先生の講義を生で受講できたことはとても新鮮だった。」と感想がありました。
同様の講義は来年度も行われる予定です。
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