次世代たたら協創センター副センター長による松江南高校特別講義を開催

公開日 2021年07月02日

2021年6月23日、松江南高校の探究科学科キックオフ講演会にお招きいただき、次世代たたら協創センター 副センター長の荒河一渡教授による特別講義が「金属材料のサイエンス」をテーマに開催されました。今回の講義は、文部科学省「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」事業の一環として、探究科学科の1年生75名へ向けて行われました。
  講義では、金属の構造は原子が周期的に並んだ結晶であることや、どのように変形するのかを説明した後、電子顕微鏡を用いて行われる研究が新材料の開発に役立つ事などにふれ、「今まで誰もできなかったことを可能にできる」「分からなかったことを解明できる」と研究の面白さについて説明をしました。後半では荒河教授から出された演習問題に、小グループで取り組みました。参加した生徒からは、グループでの演習が印象深かったこと、これからも探究を続けていきたいとの感想がありました。
  講義の最後には荒河教授から、「研究者になって良かったことは、以前の自分よりも前進し成長していると実感できることです。ぜひ探究を続けていって欲しい。」と参加者への期待を述べました。
※今回の授業に関する記事が『山陰中央新報2021年6月24日』で紹介されました。
 松江南高校SSHホームページ
▶こちらからhttps://www.matsue-minami.ed.jp/?p=35114特別講義

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