2021年4月21日（水）島根大学松江キャンパスにおいて、次世代たたら協創センター（NEXTA）新研究棟のオープニングセレモニーを開催しました。式典には、丸山達也島根県知事をはじめ、県の政財界、地方公共団体、教育機関、関連企業からのご来賓のほか、教職員等、約50名の方に参加いただきました。

はじめに主催者を代表して服部学長から、「古来よりたたら製鉄という輝かしい伝統と文化が根付くこの島根の地で、NEXTA棟が今後島根の地域産業、また日本の金属産業の発展に大きく貢献していけるよう努力して参ります。本交付金事業は4年目に入ったところですが、これからますますギアを上げて機能強化を図り、キラリと光る大学を目指して参ります。」と挨拶がありました。

続いて、丸山達也島根県知事から、「NEXTAの開所は、経済状況の変化にも柔軟に対応し、事業を一層進めるための意を固める良い機会です。島根大学を中心に産学官金が連携して幅広い視野で事業を進めていくことを期待しています。」と、また、西山光秋日立金属株式会社代表執行役執行役会長兼執行役社長（上野友典日立金属株式会社冶金研究所所長代読）からも「NEXTA棟での研究を通して、グローバルで世界をリードする製品が生まれることを期待しています。またトップレベルの研究と高度な人材育成を協創して参ります。」とご祝辞をいただきました。

更に、コロナ禍により出席が叶わなかった、林崎理内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局地方創生総括官からビデオメッセージで、また川中文治文部科学省大臣官房審議官（高等教育局担当）（司会者代読）からご祝辞をいただくとともに、NEXTA所長のロジャー・リード英国オックスフォード大学教授からも、ビデオメッセージで皆様へ感謝の意が述べられました。

式典の最後ではご来賓にご登壇いただきテープカット並びに記念撮影を行い、続いて研究棟の内覧会を開催し、皆様に設備や機器をご覧いただきました。春うららかな晴天に恵まれ、和やかな雰囲気で式典を終了することができました。

テープカットの様子（ご来賓にはご登壇時のみマスクを外していただきました。）

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次世代たたら協創センター