新たな研究機器が導入されました!-次世代たたら協創センター-

公開日 2020年06月05日

次世代たたら協創センター(NEXTA)は、島根県の産官学金を挙げて地方創生を推進するビッグプロジェクト「先端金属素材グローバル拠点の創出~Next Generation TATARA Project~」における研究開発と人材育成の中心的な役割を担う施設として、島根大学に設置されたセンターです。本プロジェクトでは、金属材料研究の中でも、①Computational modeling(計算による合金設計)、②Processing(合金の製造プロセス)、③Characterization(合金の微細構造の解析)、④Mechanical testing (性能試験)、という四つの分野を中心に据え、世界最先端の研究を行うべく、様々な研究機器を取り揃えています。
この度、新規の研究機器として、以下にご紹介する電気熱機械試験機(ETMT)が導入されました。その他、既に導入されている装置については、NEXTAのホームページでご紹介しています。
▶詳しくはこちらをご覧ください:https://tatara.shimane-u.ac.jp/facility/equipment.html

ETMT

電気熱機械試験機(ETMT)
Instron ETMT8800
【装置概要】
    小型試験片に高温環境下で機械試験を行う装置です。
    観察窓がついており、試験を行いながら試験片の変形を観察することが出来ます。
    試験は引張、圧縮、クリープおよび疲労試験を行うことが出来ます。
【特徴】
    ・最大試験荷重 (動的)3000N (静的)2100N
    ・通電加熱式
    ・使用温度 1500℃以上
    ・加熱速度 200℃/s以上、冷却速度100℃/s以上
    ・不活性雰囲気カプセル装備

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NEXTAプロジェクト推進室