高校生のための金属工学実習プログラムを実施しました

公開日 2019年12月20日

 

12月9日~12月13日の日程で「高校生のための金属工学実習プログラム」を実施しました。この授業は、「先端金属素材グローバル拠点の創出-Next Generation TATARA Project-」における人材育成プロジェクトの取り組みの一環として行われ、今回の実習には松江市内の高校から合計18名の生徒が参加しました。期間中の毎日夕方5時から6時半の間、島根大学内で行われた実習には、『金属の状態変化』、『銅-亜鉛合金の作成とその評価』、『日本刀の内部構造』という三つのテーマが用意され、生徒たちはテーマごとのグループに分かれて学習しました。初日の講義からスタートし、実験・まとめ作成・発表という忙しい5日間ではありましたが、高校の授業とは雰囲気の異なる実験やグループ学習に目を輝かせながら真剣に取り組む生徒たちの姿がとても印象的でした。参加した高校生からは「いかつい金属のイメージが変わった」、「合金の他の性質も調べてみたい」、「自分とは異なる高校や大学の人と関わることができ、進路選択に役立った」などの感想が聞かれました。
この度の「高校生のための金属工学実習プログラム」の開催に際し、ご支援・ご協力頂いた関係者の皆さまに厚く御礼申し上げます。

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