公開日 2019年10月01日
この度,9月16日~19日の日程で,島根大学・日立金属(株)・島根県のメンバー16名がOxford大学へ行き,Reedセンター長の指導で行われたワークショップに参加しました。
ワークショップは,Roger Reed教授が所属するSt. Anne’s College内で行われ,Oxford大学の理念や経営方針,企業やスピンアウト企業(ベンチャー企業)を含めた先進的な産学連携の取組みを直に学びました。『THE世界大学ランキング』(イギリス高等教育専門誌Times Higher Education)1位の取組みは段違いであり,大学のシーズを社会に結びつけるため多方面からの努力を行っています。「何が社会のニーズに繋がるか分からない。好奇心と探求心が大事。」とのお話が印象的でした。
また、ワークショップでは航空機プロジェクト、モータープロジェクトともに各教員・企業研究者が研究の計画・進捗等の発表を行い,それぞれにReedセンター長から助言がありました。次世代たたらプロジェクトが始まって約1年が経過するのを前に,産学連携の取組みが深まってきていると評価されました。
来年度には島根大学内に「次世代たたら協創センター棟」の建設を予定しています。イノベーションを創出しやすいセンター棟にするため、建物に関する意見交換も行いました。参加者は皆,オックスフォード大学のブランド力向上への取組みに大きな刺激と感銘を受けて帰国しました。このワークショップでの学びを次世代たたら協創センターの更なる進化へつなげていきます。
次回は12月中旬にReed教授が島根大学を訪問する予定です。
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